中濃圏域障がい者就労当事者セミナーを開催しました!!
令和4年2月16日(水)と18日(金)に障がい者就労当事者セミナーをZOOMによるオンラインで開催しました。今回は、試験的に予備日を設け2回の開催といたしました。45事業所48名と大変多くの方に参加頂きました。
今回は、ひまわりの丘障害者就業・生活支援センターに登録いただいているご夫婦に「これが私の生きる道~当事者支援を考える」の演題でインタービュー形式で講演を頂きました。
ご夫婦、お子さんも手帳をお持ちのご家族で結婚後は、旦那さんの親さんと同居されましたが、親さんからの勧めで引越され、ご家族4人で現在、生活されています。ひまわりとの出会いは、A型事業所の利用開始時からで、旦那さんの就職活動やお子さんの保育園の利用に合わせ奥さんも就職活動をされ、現在、お二人とも一般就労されています。
お二人のライフステージ(結婚・出産・子育て・生活・仕事)ごとにインタビューさせて頂きました。「結婚は、親に話したら最初は反対されたが、二人の強い気持ちがあり結婚した。結婚後不安があったが、生活や出産、子育てのサポートがあり心強かった。引っ越すことで家族を守って養っていくことへの不安や心配を旦那さん奥さんのそれぞれの立場で感じた。」その時々を精一杯、頑張ってこられた様子がお話の中で伝わってきました。そして、ご家族を温かく見守り必要な時にはサポートし続けてくれる親や姉妹の存在、会社や近所の方々、子育て支援機関や就労支援機関等の存在と支援がありました。多くのサポートを受けながらご夫婦が支え合って生活され不安がある生活であるけれど幸せだとしみじみと話されました。
参加頂きた皆様からアンケートで「障がいをもつお二人が、どのようなことに不安を持つのか、困るのか、そしてそのような時にどんな支援が必要か分かった。」「お二人のように自分たちで生活していく上で分からないことなどをどこに相談すれば良いのか明確にしてあげることが大切と思った。」「周りの人に頼りやすい環境を作っていくことが大切と思った。」「支援者として日中の就労一場面だけでなく、生活全体を捉えて支援することが大切と思った。」等のご意見を頂きました。