「就労移行支援事業所・就労継続支援事業所等連絡会議」を開催しました
令和5年12月11日(月)にひまわりの丘事務棟2F大会議室にて「就労移行支援事業所・就労継続支援事業所等連絡会議」を4年ぶりに集合形式で開催しました。就労移行支援事業所、就労継続支援事業所、特別支援学校、ハローワーク、保健所、相談支援事業所、行政機関等から44名の方に参加を頂きました。
今回は、昨年に引き続き発達障がい者の就労支援をテーマとして事例をもとにグループで支援における悩みや支援の工夫について情報共有を行いました。
事例は、ひまわりの丘地域生活支援センター 就労移行支援事業所の就労支援員 福井宏美ワーカーに発表を頂きました。支援に困難さがあったケースで、同じような事での支援の困難さを抱えている事業所が、事前のアンケートで多く見られました。
グループワーク後、昨年の参加者から、是非今年もお話をお聞きしたいとの要望が多かった障がい者就業支援アドバイザーの中部学院大学 人間福祉学部 人間福祉学科 講師 竹村忠憲氏に助言、講演を頂きました。発達障がい者の支援では、本人のニーズを捉えることがとても重要であるが難しいとの事で本人のニーズの見立て方を資料の紹介とともにご助言を頂きました。
「もう少し先生の話が聞きたい」とのご意見が多く聞かれました。「本人の主訴を全面的に信じるのではなく行動と本人の話していることに食い違いが生じるようであれば本人の深いところの思いを引き出していけるように他事業所と情報共有していくことも必要と感じました」との声も聞かれました。
今後も就労支援事業所、関係機関がそれぞれの課題について情報交換を行い事業所間の交流を図り、障がい者雇用の推進に努めていきます。