「就労・雇用支援部会」全体会を開催しました!!

平成31年3月12日(火)岐阜県可茂総合庁舎大会議室において「中濃圏域障がい者自立支援推進会議 就労・雇用支援部会 全体会」を開催いたしました。

前半は、障がい者就労支援圏域ネットワーク事業の平成30年度の事業報告と、31年度の事業計画を報告。後半は、「これからの精神・発達障がい者の雇用を考える~定着から戦力へ~」と題してNPO法人全国精神保健職親事務局 精神保健福祉士であり、双極性障害当事者の三原卓司氏とNPO法人全国精神保健職親副理事長 株式会社 新・栄 代表取締役 大阪府中小企業家同友会障害部部長の織田和男氏にご講演をいただきました。

企業様、就労継続福祉サービス事業所、相談支援事業所、行政機関、ハローワーク等91名の方々にご参加いただきました。精神・発達障がいに対する関心が高まっているのを感じました。

講師より、メンタル不調による休職者の復活サポートや精神・発達障がい者の雇用管理・就労継続支援に有効であるとされるWeb日報システム「SPiS(エスピス)」の情報提供があり、興味を持たれた方が多くいらっしゃいました。また、当事者でいらっしゃる三原先生の「障がい名でくくるのではなく、個人の症状に寄り添い、健やかで働きやすい職場作りを目指す。」との考え方に賛同された方も多くいらっしゃいました。

アンケートでは、今後の活動についてのご意見を伺いましたが、「精神科医による発達障がいに関する講演」「障がい者雇用後の社員としての教育について」「障がい者を雇用するまでの流れや、雇用後の課題解決のプロセス」「一般就労実績の高いA型事業所の実践報告」「事例検討会」等、多くのご意見をいただきました。今後の参考にさせていただきたいと思います。1年間ありがとうございました。