中濃圏域障がい者就労当事者支援セミナーを開催いたしました

令和3年2月9日(火)に障がい者就労当事者セミナーを開催いたしました。今回は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言中の開催となり、オンライン視聴参加での実施となりました。33事業所、49名の方に参加いただきました。

ひまわりの丘大会議室に体験発表当事者の方と支援者である地域活動支援センター かざぐるま 相談支援専門員の中島千晶氏、ひまわりの丘地域生活支援センター 就労移行支援事業所の佐藤高彰氏をお招きし、「私と、私の出会った支援者たち~当事者支援を考える」というテーマで当事者の方と支援者に対談していただきました。大学時、就職活動でつまずき、引きこもり生活から支援者と言われる人々と出会い、福祉サービス利用、精神保健福祉手帳の取得を経て一般就労に至るまでの経緯をご本人と支援者に振り返っていただきました。ご本人の思いと支援者の思いからの支援が交錯していたこともあり、また支援をバンジージャンプの命綱に例えられたご本人の支援の思いを聞かせていただき、参加者の皆様から、ご本人の思いに寄り添うために支援者や職場の方々の理解と信頼関係を築く過程を知り、今後の支援に活かすことのできる有意義な時間を共有することができたとの感想が頂けました。

グループワークを行うことができませんでしたが、質疑応答はチャットで行いました。今後もオンラインでの参加を希望される方も多く、参加される方々に満足いただけるようオンラインの技術向上に努めていきたいと思います。